仕事とは、あなたにとってどんな意味がありますか?
この一言は結構おもい問いだと思います。でも、核心部分でもあるのです。仕事って考えれば考えるほど意味深いモノです。
人生の中で仕事は大部分を占める重要性の高いモノになってきます。生活のため、家族を養うため、社会貢献のためなど様々ですが自分が納得して取り組めるには仕事への熱意が一番必要になると思います。
せっかく就職する(就職している)のです。後悔しないために必要であろう考え方について書いていきたいです。何かの参考になればと思います。
後悔しないために注意して欲しいこと 3選!
1日の3分の1を仕事の時間に使っています。8時間って結構長いって思いませんか?その時間が週5日あるのですよ。嫌いな仕事なら我慢することがキツくなりますよね。
できることなら楽しく前向きな気持ちで仕事に集中していければ大変ありがたいと僕は思っています。仕事は確かに生活のための手段の1つですが、気持ちをすり減らして我慢するのはどうなんだろと考えています。
後悔しないために注意すること その1:給与について確実に確認しましょう!
就活や転職などで希望する職種ってありますよね。夢や目標があり、そのために学業を頑張ってきた人も多いと思います。だから、就活や転職の時は必ず慎重に考えて決めてください。
就職先を判断する中に給与や休日など気になる部分は多くありますよね。仕事の内容も重要な判断材料にもなります。
求人サイトや求人誌などで探せる便利な時代になってます。好きな業種や給与や休日など検索すれば全国各地の求人募集が出てきます。ここで希望する会社の情報が記載されていますが注意して欲しい点があります。
就職後の待遇面の確認することです。求人募集に記載された通りになっていれば問題ないのですが時々起きる問題を紹介します。
僕自身、前職で面接対応や管理職でしたので就職後の相談や苦情など多く扱ってきました。その中で起きた事例です。求人サイトや求人誌などで会社が記載していた内容が就職後で変わることがあったのです。
例えば給与について月給18万円と記載があったとします。仕事の内容で、各種資格手当てなど付く場合もありますよね。当然ながら前職の会社も同じで各種資格手当てがありました。基本給に上乗せされるからラッキーと思うのがふつうですよね。職員さんも嬉しいはずですが、ここで問題が起きたのです。
記載されていた給与額には基本給+資格手当てを含んだ内容だったのです。
簡単に言うとですね。
給与月額18万
a 基本給 + b 資格手当て=c 月額〇〇万円
上記は本当に簡単に書いてますが、ここの部分を確認していないことが多いんです。注意して確認するようにお願いします。
後悔しないために注意すること その2:勤務時間と休日の確認もしましょう!
勤務時間や休日については会社や配属される部署で違ってきます。ここもあなた自身で細部まで確認するようにしてください。
例えば勤務時間 9:00〜18:00 または 10:00〜19:00の2つ記載されている場合ですが、これだけでは判断が難しいです。どっちの勤務体制か分からないですよね!曜日によって違うのか?週ごとで違うのか?たった1時間の違いでも大きな差となってくるのです。
会社としては、配属後に決めたいと考えている場合があります。諸事情でそうなっているんだと思いますが明確にして欲しい思うのも事実です。親切な会社なら勤務時間について詳細を記載しています。そうすることで働く方が安心できるように配慮しているんです。仕事が終わる時間で、その後のプライベートに響きますからね!
ただ、福祉関係だと勤務時間自体が変則が多く明確な勤務時間が伝えれないことも事実としてあります。それはシフトの関係や職員配置の関係で調整しながら対応していくからです。特に福祉関係の仕事を探しているのでしたら詳細を必ず確認するようにお願いします。
休日についてですが、週休2日なのか?何曜日が休みなのか?の確認は大切です。週休2日と完全週休2日では全く違ってきます。週休2日は基本週に2日は休みですが、週によっては2日休めないこともあるんです。では、完全週休2日だと確実に週2日は休みがあるってことなんです。それと同じく曜日も注意してください!2日続けて休めるのか週の中で2日休みなのか?就職後に処遇面で相違があっても対応することが難しくなるので事前に各自で確認することをお願いします。
後悔しないために注意すること その3:昇給や賞与の有無は必ず確認しましょう!
さて、あなたが頑張って働いてくれたことへの会社のお礼が昇給や賞与です。この部分は給与と違い毎月ある訳ではありません。昇給は年に1回、賞与は年に2回が大半ではないでしょうか?
求人サイトなどに記載されていると思うので確認して欲しいですが、記載があったから必ず昇給や賞与があるとは思わないでください。
それは、昇給や賞与の判断は会社がするからです。あなたが一生懸命に働いたって感じることが経営陣も同じとは限りません。また、経営状況にも影響されやすい部分でもあります。
賞与の有無は会社が判断していいと決められている事実もあるのです。利益が多く出ている会社、そうでない会社で賞与の有無や金額が決まってしまうのも仕方ないのです。
昇給については、人事評価があれば担当者が日々の働き方を数値化にし判断します。ここで昇給や昇任など決まるので不安ですよね。人事評価の中身が分かればいいのでしょうが担当者や上層部以外は難しいです。
就職してからの方が大変!求人サイトなどの情報では全ては分からない。
後悔しないために注意すること3選を書きましたが、書きたいことや伝えたいことは山のようにあります。でもこれだけは伝えたいと思います。
就職してからの方が大変です!雇用契約書を交わして業務開始になれば会社もあなたに業績を求めます。あなたも待遇面について求めることもあるでしょうが、評価って言うモノがあるので実際は言いたい事を我慢することの方が多いでしょう。
会社の業績が理由で賞与など出ないと不満がつもります。あなた自身、日々の業務で成果が出ていれば正当な評価を求めるのも普通です。でも、会社として業績が悪いのでと言われたら我慢するしかないのも事実なのです。
ひと昔前は、我慢してでも働くため!って風土が大半でしたが今では働きやすい環境が求められる時代です。我慢することが美学だった時代は終わりました。
僕自身、役職者であった時から職員さんから不満などお聞きすることが多くありました。上層部の1人でしたが管理職としても兼務する分、現場に近い存在でもあったからです。退職する理由の中で会社の方針や待遇面についていけないと言われたことは数多くあります。毎回、明確にするように経営会議でも提起しましたが数の論理で流されてきました。そんな僕ですが、納得できないからこそ独立を目指し退職の決断ができました。
納得できない仕事で頑張れますか?これだけは伝えておきたい!
昔は、従業員は会社の歯車の1つだ!が通用した時代だったのです。でも21世紀になり令和になり働く意味も大きく変わってきました。生活のための手段として就職することがありましたが、今はフリーで仕事を請け負う人も多くなってきました。在宅ワークも流行して会社に所属していても本社が東京でも自身は地方在住ってことも可能です。
今は可能性がたくさん存在しています。確かに会社勤めが一番安心ですが今後は働く意味が大きく変わる日が近いと思います。
その中で納得できないのに我慢して働くことが正しいか?楽しくない仕事で中身のある成果が出せるか?仕事って楽しくないのが普通って思わないでくださいね。仕事だからこそ楽しいを求めましょう。だって1日の半分が仕事に消費しているんですよ。それだけの時間を使うなら楽しく使う方が絶対に成果が出ます。
給与や待遇面で仕事を決めるよりは、仕事の内容が自分に合っているか?やりがいはあるか?興味あることか?将来性はどうか?働いている人の顔を見て明るいか?笑顔はあるか?を確認して欲しいと思います。
もし長く勤務していきたいのなら、働く意味を見つけられ楽しく前向きに仕事ができる会社が1番です。だからネットで検索して会社の情報や口コミなどで確認しましょう。納得できる会社に就職できるように今回の記事を参考にしてくれたらと思います。
最後にもう一度、給与や待遇面が全てではなくあなたが楽しく働けるかで判断しましょう。